ここ近年、訪日外国人旅行者が増加しているそうです。2013年の訪日外国人旅行者は過去最高で、1036万4000人に上ったそうです。また、東京五輪開催が決定したことにより、2020年には2500万人もの訪日客が見込まれているとのことです。そんな中、飲食店や小売店などのサービス業の現場では、語学力UPの機運が高まっているそうです。

来店する外国人観光客の接客機会が増えてきたことにより、スムーズにやりとりできるようになりたい、という声がスタッフから出てきているのがその背景のようですが、ただ実際には、職場で英語が話せなくて困った経験があるという人が、約半数近くに迫ってきているとの話もあるようです。

とは言っても、やはり言葉の壁を超えるのは容易ではなく、また、短期間で総合的な語学力を上げるのも難しいのが現実です。そんな中注目されているのが、「職業特化型」の英会話だそうです。飲食業では、メニュー説明や食物アレルギーの説明が必要だったり、ネイルサロンであれば、デザイン希望のやり取りが発生したりします。そのような専門的フレーズは、日常英会話とは少し異なり、その仕事だからこそ必要なフレーズとも言えるかと思います。

こうしたニーズの高まりもあり、店ごとに独自の語学研修を実施するケースも増えてきているそうです。また、職業特化型の英会話講座を設けるスクールも注目されているそうです。例えば、英会話スクールの「カスタマイズ英会話We」では、業種・職種に応じた英語を学ぶことのできる「ジョビングリッシュ」コースを設置したり、英会話スクールの「COCO塾」では、看護師や医療関連スタッフを対象に「医療関連コース」を展開するなどしています。

職業特化型の講座は、日常英会話やビジネス英会話コースに比べ、短期で安いという傾向があるのも特徴のひとつです。必要な学習範囲が絞られるため、より効率的に学ぶことができるんです。訪日外国人の増加、2020年の東京五輪の決定で、ビジネスの場面でも外国人との会話、おもてなしが必要な場面は確実に増えて来そうですね。日常英会話はもちろんのことですが、ご自分の仕事だからこそ必要な職業特化英語も身につけて、訪れた外国人のみなさんに、英会話での良い接客、おもてなしができると嬉しいですよね。

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