ビジネス英会話力を鍛えるために定期受講している「スピードラーニング・ビジネス」も第3巻に入りました。第3巻のテーマは「アメリカの取引先を接待(Welcoming a Client from America)」です。第2巻でアメリカ出張&視察を無事に終えた2人の主人公、良輔と孝史が、ヘルス・アンド・フーズ社のミア・スミスさんを日本で迎える、というのがこの巻の大きな流れになります。

スピードラーニングビジネス第3巻は「アメリカの取引先を接待」

個別チャプターは下記の通りです。社内で出張報告を行い、接待の準備をして、海外からやってきたミア・スミスさんと日本のスーパーマーケットを訪問し、最後は居酒屋で接待して良輔がベロベロに酔っぱらう、という現実でもありそうなシチュエーションです。とくに居酒屋での失態は男性ビジネスマンであれば1度は経験したことがあるのでは?

「ディスク1:英語&日本語」 52分
「ディスク2:英語のみ」 20分
 トラック1: 出張報告
 トラック2: 招待の準備  
 トラック3: 日本のマーケットを視察
 トラック4: スーパーマーケットで
 トラック5: 日本の特徴的なこと
 トラック6: 居酒屋で接待
 トラック7: 今後のプロジェクト進行について

「ディスク3:シチュエーションパートナー」 24分
 トラック1: 同僚に仕事のヘルプを頼む
 トラック2: ビジネスランチ
 トラック3: アポイントメントの変更

最後のチャプター「今後のプロジェクト進行について」ではヘルス・アンド・フーズ社が扱うシリアル販売のテスト店舗「モーニング・エクスプレス」を、日本のビジネス街に出展しよう!と話したところで終了します。続きが気になるところですが、実は続きは無いのです。

というのも、スピードラーニング・ビジネスは3巻ごとに1つのストーリーになっているため、“シリアル編”(勝手に命名しました)はこの第3巻で終了になります。少年漫画誌の打ち切りでよく見かける、「おれ達の冒険はこれからだ!」的な終了の仕方なので少しモヤモヤします(笑)

第4巻から第6巻までは、商社での海外輸出入が描かれるストーリーになるので、少し寂しいですがヘルス・アンド・フーズ社のシリアルが日本で人気になるかどうかは、スピードラーニング・ビジネス受講生1人1人がその後を予測するしかありません。ちなみに自分は、大繁盛してアジア展開も加速する、というその後のストーリーを勝手に描いています。

スピードラーニング・ビジネス第3巻のセット内容

スピードラーニング・ビジネス第3巻を振り返って見てとくに役に立ったのが、「日本で外国人を接待する」というシチュエーションが学べた点です。東京オリンピックが近づくにつれ、訪日する外国人も増えてくるのは間違いありません。仕事面でもお客さんが日本にやってきて、ビジネス英語を使ってもてなす機会も増えてくると思います。

今回の巻では外国人(とくにアメリカ人)を接待する時の注意点や、日本式の居酒屋で接待する際の具体的な会話例を知る事ができました。日本人は大好きでも、鮮魚や生きたエビが苦手な外国人はたくさんいますので、接待時には彼らが嫌いなものや苦手なものは極力注文しないよう注意しなければいけません。日本式の居酒屋に案内しても、作法まで完全に日本式にしてしまうと海外からのお客さんの気分を害してしまうリスクがあります。

1つだけ不満があるとすれば、日本の料亭などもう少し接待向きなお店での接待シーンが含まれていればなお良かったと思います。第3巻では予約ミスで普通の居酒屋で接待する事になるのですが、登場人物もかなり酔っ払ってしまい、あまり接待っぽくない気がしました(苦笑)。

最後、スピードラーニング・ビジネス第3巻のディスク3に収録されていたシチュエーションパートナーの3つのシーン(「同僚に仕事のヘルプを頼む」「ビジネスランチ」「アポイントメントの変更」)は、普段の仕事でも頻繁に遭遇するシチュエーションなのでいずれも即実践に反映させられるのでありがたいです。

スピードラーニング・ビジネスのシリアル編、第1巻~第3巻まではまとめて購入する事も可能です。一気に1ストーリー学びたい方は、毎月の定期コースではなく、毎月3巻ずつ届けてもらえる「パワーアップコース」を申し込まれてみてください。料金も少し割引価格で購入できます。

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