毎朝の通勤時間内に学習するのに最適なビジネス英会話教材の「スピードラーニング・ビジネス」と、プロゴルファー石川遼選手も利用している英語教材「スピードラーニング英語」は、どちらも株式会社エスプリラインが製造・販売している英語教材です。

当ページでは「スピードラーニング・ビジネス」と「スピードラーニング英語」の特徴や価格、セット内容など違いを詳しく比較してみたいと思います。
 

教材内容の違いは対象ユーザーの違い

「スピードラーニング・ビジネス」と「スピードラーニング英語」の最大の違いは、教材の対象となるユーザー層です。スピードラーニング・ビジネスはその名の通り、外国人と仕事をスムーズに進めたいビジネスパーソン向けの英会話教材になります。一方のスピードラーニング英語は、日常英会話を学ぶことに重きをおいた内容になっています。

例えば最初の1~3巻では、「スピードラーニング・ビジネス」が外国人のいる職場での英会話や、英語を使ったビジネス電話の対応、視察のための海外出張がテーマなのに対し、「スピードラーニング英語」は引っ越ししてきた外国人との挨拶、観光のための海外旅行、そしてオフィスでの一般的な英会話が取り上げられています。

ここで注目なのが、スピードラーニング英語の第3巻で「オフィスの英会話」がテーマになっている点です。スピードラーニング・ビジネスの第1巻と第2巻でじっくり学ぶオフィス内での英会話が、スピードラーニング英語第3巻でも取り上げられています。日常英会話に仕事場も含まれますから、これはある意味当然かもしれません。

価格は総額はビジネスが安く、12巻だと英語がおトク

「スピードラーニング・ビジネス」と「スピードラーニング英語」の分かりやすい違いは、その価格です。「スピードラーニング・ビジネス」は初回セットが6,000円(送料無料・税別)で、2巻目から最終巻の第12巻まで6,300円かかります。合計するとトータルコストは75,300円(1年間)です。

一方の「スピードラーニング英語」は、初回セットに教材第1巻と第2巻が同梱されており、9,400円(送料無料・税別)で届けてもらえます。第3巻以降は毎月4,300円(送料込・税別)、全48巻を受講すると207,200円(4年間)かかります。

合計の価格はスピードラーニング英語の方が3倍近い金額になりますが、最初の12巻(1年間)だけで単純比較すると、スピードラーニング英語は52,400円ですのでビジネスよりも2万円以上お買い得な価格になります。どちらも税別ですので、購入時は消費税が加算される点にご注意ください。

スピードラーニング・ビジネスは聞き流さない!

スピードラーニング英語は“聞き流しながら学習する英語教材”と宣伝されていますが、スピードラーニング・ビジネスは“聞き流さないビジネス英語教材”と言えます。口に出してビジネス英語を発音する「シチュエーションパートナー」というCDがあるからです。

シチュエーションパートナーはビジネスシーンごとの単語や文法を口に出しながら確認するためのCD教材になります(受講者はスピードラーニング公式アプリでもダウンロード可能)。このシチュエーションパートナーCDがあることで、実際に自分でビジネス英会話を口に出しながら学ぶことができます。

ビジネス英語は耳から聞くだけでなく、自社の特徴や商品の売り、契約内容などこちらから英語で話さなければならない事も多々あります。聞き流すだけでなく、実際に英語を発音することでビジネス英語を鍛える。それがスピードラーニング・ビジネスとスピードラーニング英語の大きな違いになっています。

サービス&サポートはどちらも同レベルで充実

「スピードラーニング・ビジネス」と「スピードラーニング英語」には、一度に複数巻が届くパワーアップコースや一括購入コースが用意されています。毎月1巻ずつ購入するよりも、大幅な割引価格でまとめ買いすることが可能です。

またどちらも1巻につき2回分の電話レッスン(5分程度)が無料で受けられるサービスが付いています。電話レッスンではエスプリライン外国人スタッフ、もしくはバイリンガルとフリートーク等を楽しむことができます。

さらに、ビジネスも英語も10日間の無料返品期間が用意されており、どちらも受講中に好きなタイミングで中止・解約する事ができます。実際に取り寄せてみて合わなければ返品、受講していてもやめたければ簡単にやめられるのがスピードラーニング・シリーズの特徴と言えます。

まとめ:初心者は一般英語、中級者はビジネス

ビジネス英語力を鍛えたいのであれば当然「スピードラーニング・ビジネス」が良い・・・と思われるかもしれませんが、個人的にはまずは日常英会話の力をつけてからでも、ビジネス英会話に特化して学習するのは遅くないと思います。

例えば駐在や出張などでは、打ち合わせだけでなく街中の移動や食事、買い物などでも英語を使います。こうした日常の英会話を「スピードラーニング英語」である程度鍛えてから、ビジネスシーンに特化した英語力を「スピードラーニング・ビジネス」で身に付ける、という流れがビジネス英語をマスターするのに向いていると思います。

スケジュール的には最初の半年~1年間はスピードラーニング英語で学んで、英語に慣れてきたタイミングでスピードラーニング・ビジネスに切り替える、という受講方法をオススメします。早めに英語力を鍛えたい方は、コストはかかりますが同時受講という手もありますよ。

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